スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新の無いブログに表示されています。
新しい記事を書くことで広告が消せます。
  

Posted by さがファンブログ事務局 at

2011年10月26日

「ぎゃん」佐賀弁

今日の佐賀弁は一風変わった言葉?を紹介しようと思います。




佐賀の人に道を尋ねると擬音語を織り交ぜて説明される方がいらっしゃいます。




そのやりとりの中で「ぎゃん」という言葉が出てきます。

ジェスチャーと合わせて「ぎゃん」を使うので活字ではなかなか、伝えづらいですが、なんとか書いてみます。







では例を見てましょう↓




例えば、下図のように現在地から佐賀県庁までの道順を尋ねられた場合を見てみましょう。





通常の場合




A:道を尋ねる人

B:道を尋ねられた人







A:すみません、佐賀県庁まで行くにはどういう風に行けばいいでしょうか?




B:あぁ、県庁ですね。そしたらこの道を南に下ると大きい道(県庁通り)にぶつかりますので左に曲がって下さい。

そうすると、しばらくして「県庁前」の交差点が見えてきますので、それを右に曲がれば県庁に辿り着きますよ!




A:ご丁寧にありがとうございます。どうも助かりました。




↑みたいに通常であれば、すんなり目的地に辿り着けます。





ではBさんが違う人の場合を見てみましょう





ちょっと忍耐が必要な場合




A:道を尋ねる人

B:道を尋ねられた人







A:すみません、佐賀県庁まで行くにはどういう風に行けばいいでしょうか?




B:あぁ県庁ね。知っとうよ。すぐ近くばい。

こん道ば、まーーーーっすぐ、こげん行くやろ?(手で道路を指しながらまっすぐのジェスチャーをする)

そいぎ、ふとか道のでてくっけん、そいばぎゃん行きんしゃい。(手で左に曲がるジャエスチャーをしながら)

そいから、また、まーーっすぐ行ってから1個目?うんにゃ2個目の信号ば、こぎゃん曲がりんしゃい(今度は手で右に曲がるジェスチャーをしながら)

そいぎ、もう、ふとーか建物んあっけん、そいが、県庁たいね。




A:あ、あぁ・・・。ありがとうございました。ちょっと行ってみますね。













↑みたいにAの方がBの方が去った後に他の人に道を尋ねたのは言うまでもありません。






何となく、「ぎゃん」の使い方のニュアンスは解りましたでしょうか?

作家さんみたいに活字で伝える能力が乏しいので解りづらくてすみません。





でも、皆さん勇気を出してドンドン道を尋ねて下さいね。




少なくとも自分は、洒落が通用する人には「ぎゃん」を使って説明してみようと思います


  


Posted by 九州ホーム at 13:04Comments(0)佐賀の方言