2019年01月26日
「ひやか」佐賀弁
久々の佐賀弁紹介のコーナーです。
今回、ご紹介する佐賀弁は「ひやか」です。

標準語の意味は
ご存知の方も多いかと思いますが「冷えている」「寒い」という意味になります。
最近、めっきり寒くなってきましたので、巷(ちまた)但し、佐賀周辺で良く耳にしますね。
では、実際の佐賀弁の会話を見てましょう。
A:今日の朝から、がばいひやかったねー。明日くらいに雪の降るっちゃなかと?
(今日の朝から、とても寒かったねー。明日くらいに雪が降るんじゃない?)
B:そうそう!今日の朝、がばいひやかったけんね。そいでうちのストーブの朝から動かんごとなったとさいね。そいけん、だいでん、ひやか!ひやか!て大騒動しよったばい!
(そうそう!今日の朝、とても寒かったからねー。そしてうちのストーブが朝から動かなくなってしまったんだ。だから、みんな「寒い!寒い!」って大騒動だったよ!)
A:がんひやか時にストーブのこわるっぎ、どがんもされんね。そいばってん、灯油は入れとったと?
(こんなに寒い時にストーブが壊れたらどうしようもないね。でも灯油は入れてたの?)
B:ありゃー!!灯油ばいるっとば忘れとったごたっ。そいけん、ストーブの点かんやったもん。
(あらー!!灯油をいれるのを忘れてたみたい。だからストーブが点かなかったもん)
A:お前、ちかっとふうけとりゃあせんか。ストーブに灯油ばいれんばてこまかもんでん、知っとうばい。
(君はちょっと頭が足りないんじゃないか。ストーブに灯油を入れる事は小さい子でも知ってるよ。)
B:うん。ちょっと、おい、小学生からやり直してきゅーかなー。
(うん。ちょっと、俺、小学生からやり直してこうようかなぁー。)
A:幼稚園生からやり直したがよかっちゃなか?
(幼稚園生からやり直した方がいいんじゃない?)
B: ・ ・ ・ ・ ・ (無言)
いかがでしたでしょうか?
「ひやか」の使い方、解りましたでしょうか?
この寒い季節は頻繁に使う事になりそうですね。
くれぐれも皆さんは、ストーブやファンヒーターの灯油の入れ忘れには
ご注意下さいねー。
それでは、次回をお楽しみに!
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Posted by 九州ホーム at 10:42│Comments(0)
│佐賀の方言