2016年02月02日
明日2月3日は節分 節分の知らなかったトリビア雑学
明日、2月3日は節分の日ですね。
昔から、節分の日に豆まきを行い、家の中にいる悪い邪気(鬼)を
追い払い、福を外から呼び込むための行事です。
ちなみに鬼が住んでいると言われる鬼門(十二支表記でいうと丑寅の方角)から
やってくる事から、牛の角を持ち、虎のパンツ(腰巻)を履いた「鬼」が登場します。
それから鬼にも色によって性格の違いがあるようです。
◆赤鬼・・・ 貪欲を象徴し、全ての悪心の象徴で、豆をぶつけることで自分の中にある悪い心が取り除かれます。
◆青鬼・・・怒りをあらわし、人間の価値は徳を積むことであり、貧相な自分に豆をぶつけ福相、福徳を願います。
◆黄鬼・・・ 自分が一番などと我が強い事にとらわれず公平なる判断がいつもできる心を願い豆をぶつけます。
◆緑鬼・・・ 不摂生の自分を顧みて、体を健康に保つことを自分に言い聞かせながら豆をぶつけます。
◆黒鬼・・・ 愚痴を意味し、不摂生の自分を顧みて、体を健康に保つことを自分に言い聞かせながら豆をぶつけます。
ではここで、節分の日になぜ豆をまくのでしょうか?
これは、大豆が昔から米に続いて2番目の良く神事事に使われており、
米よりも粒が大きく、悪霊を祓うにも効果が高く、
魔の目(魔目 まめ)にぶつける事で、魔を滅っする(魔滅 まめ)というごろ合わせにも通じるようです。
また、豆は必ず炒った豆を使用します。
これは生の豆を使い、豆まき後に拾い忘れて、そこから芽が出てくると縁起が悪いとされる事や
炒る(いる)=射る(いる)のごろ合わせで
魔目を射る意味合いも含まれているようです。
昔の方は、非常に考えて神事事・行事事を行ってあられます。すごいですね。
最後に正しい豆のまき方をご紹介いたします。
①福豆を準備する
福豆とは上記で記したように大豆を炒り、豆まきをする夜まで枡(ます)に入れ、
神棚に供えておきます
②豆まきは夜に行う
鬼は真夜中にやってくると言われています。
小さいお子様のいらっしゃるご家庭でも夜7時以降に行うのが
望ましいとされています。
③豆をまくのは、その家の一家の主(あるじ)
本来、その家の家長が一家を代表して豆まきを行いますが
家族みんなで楽しんで豆まきしましょう。
④「鬼は外!!福は内!!」と言って豆まきします
これは皆様、ご存じの事かと思いますが、
まず、窓を開けて外に向かい「鬼は外!!」と言いながら豆まきをします。
その後、鬼が戻ってこないように窓や玄関扉を閉め、
「福は内!!」と言って、部屋の中に豆まきをします。
⑤豆まきが終わったら豆を食べましょう
豆まきが終わったあとは、部屋の中の豆を全て拾い、1年の厄除けを願いながら
自分の年齢に1つ足した数の豆を食べます。

以上、節分の意外と知らないトリビアでした。
明日は、同じく節分の日によく食される恵方巻きをご紹介いたします。
(九州ホーム ALL すたっふ)
Posted by 九州ホーム at 20:12│Comments(0)
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