2016年02月15日
明日2月16日より確定申告開始 医療費控除のやり方をご紹介
2016年度の確定申告がいよいよ明日2月16日(火)より開始されます。
この時期は税務署に数多くの方が申告に来られるのでお早目に
税務署に行かれる事をおすすめします。
今回の記事では、確定申告の際に「医療費控除」を受ける場合の
流れ・医療費控除はどのように受けれるのかをご紹介いたします。
そもそも医療費控除とは去年1年間の医療費が10万円を超えた人が対象となるのが「医療費控除」です。
年末調整では計算されないため、各個人で確定申告を行う必要があるので、
初めて申告する人にとっては何をどうすればいいのか解りづらい方も多いのではないでしょうか?
【医療費控除に含まれる「医療費」とは、治療にかかった費用全般の事を指します】
病院などの医療機関に支払った治療代はもちろんの事、治療を目的としたお薬の費用や通院する為の
交通機関利用(電車・バス代)の経費なども「医療費」に含まれます。
また、保険適用か否かは問いませんので、目の治療目的であるレーシック手術や
歯の治療目的であるインプラント手術も医療費控除の対象となります。
但し、予防・健康増進・美容等にかかる費用は含まれませんので
インフルエンザの予防接種注射やビタミン剤・栄養剤の購入費用、美容目的の手術等は対象外となりますので
ご注意ください。
これらの医療費は申告者以外の方の生計を共にしている「自分の家族」の分も含める事が出来ます。
家族全員の医療費の総額が対象となります。
医療費の合計が10万円以下の場合は対象とならず、10万円を超えた部分から上限200万円までが対象となります。
また医療費控除は過去5年間に遡って(さかのぼって)申告する事が出来ますので
医療費控除適用の可能性がある方は一度、税務署に行かれる事をおすすめします。
では、医療費控除を受ける為にはどうすれば良いのか?をご説明します。
①確定申告書申請用紙
まずは確定申告書申請用紙を準備します。
これは税務署のホームページから印刷する事が出来ます。
税務署のホームページはコチラから参照できます。
②医療費に関係する領収書やレシートを準備する
医療費を証明するために必須のものとなりますので、漏れがないように準備しましょう。
交通費等も領収証を準備して下さい。いつどこの駅(バス停)から乗ったかなど家から病院までの
ルートを記したものなどを準備するとより効率的です。
③源泉徴収票
給与所得がある方は源泉徴収票を準備します。
これは年間所得が200万円未満の場合、年間所得の5%が還付されることから必要になってきます。
④銀行口座通帳もしくは口座情報が解るもの
還付金を振り込んでもらう為の通帳口座等を準備します。
⑤税務書へ書類提出
上記、必要書類を持参して税務署へ申請書類を提出すれば手続き完了です。
以上、簡単ではありますが医療費控除の為の申請手続き方法をご紹介させて頂きました。
申告の期限は3月15日までですのでお早目に税務署へ申請手続きを行って下さい。
また医療費控除のみの確定申告であれば国税庁のホームページに「確定申告書等作成コーナー」がありますので
そちらでインターネット上で手続きする事も可能ですので税務署に行く暇がない方はコチラのご利用をおすすめします。
国税庁「確定申告書等作成コーナー」のリンクはコチラ
(九州ホーム ALL すたっふ)
Posted by 九州ホーム at 20:03│Comments(0)
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